ワシントン大学とメリーランド大学の米研究チームがSmellicoperというドローンを開発。
このドローンには、蛾の匂いセンサーである触角を移植している。
虫の触角は嗅覚の範囲、応答速度、識別の範囲に対して高い能力を発揮。
メスのフェロモンを感知する機能が高く、人口の臭気検知器よりも精度が高いと分かっている。
蛾に対して低温麻酔を行い、触角を切り離し、移植する。
これだけでも素人には驚きの情報だ。
切り離した触角には、ワイヤーを通してドローンに設置しやすくする。
回路に接続することで虫とドローンが合体、見事に触角は臭気センサーとして機能する。
人間も虫も細胞に情報を伝達するのに活動電位を生成するシステムは同じようなもので、その仕組みを活用した開発である。
そのうち生物と機械が融合するようなSF映画やアニメの世界が現実のものとなる日は近そうだ。
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